【受講者募集】SandD 育成/開発プログラム SandD LAB. 2026関連企画
Creating Dialogue内で実施する講座を一般受講いただけます。振付家、ダンサーはもちろんのこと、ダンスの創作現場に興味のあるテクニカルスタッフや制作スタッフなどどなたでも受講いただけます。
SandD LAB. 2026 詳細:
SandD 育成/開発プログラム「SandD LAB. 2026」 Creating Dialogue: Motion and Light —振付と照明、創造の対話—
①ダンスにおけるテクニカルデザイン 〜ケーススタディ&ディスカッション〜(全2回)
照明や音響のデザインが作品にどのような作用をもたらすのか。それぞれのデザイナーのケーススタディを元に、ダンスにおけるテクニカルデザインの可能性についてディスカッションを行います。
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
料金: ¥1,500 *要予約
※チケットは購入後キャンセル不可、現地受講の遅刻・欠席は必ずご連絡ください。
第1回 照明編
講師:吉本有輝子
日程:3/4(水) 10:00–12:00
予約:sanddlightingdesign.peatix.com
そもそも照明は何をしているのか?どんな力と権利があるのか?
そして、照明とダンスはどういう関係なのか?
ということを考えてみたいと思います。
創作過程での振付家と照明家のイメージの交換についてや、身体や動きが持っている空間と時間についてなど
照明を具体化していくときに何を根拠としていくのかを明らかにしていきたいです。
創作時にいろんな点でモヤモヤしている皆さんの参加をお待ちしています。
<吉本有輝子 プロフィール>
学生劇団で舞台照明を始める。 京都にて、アトリエ劇研、Theatre E9 Kyotoの運営に携わりつつ、演劇、ダンス、オペラなどの照明デザインを手がける。 照明だけの舞台作品、『なにもない空間』シリーズも制作中。 2005年 平成17年度 京都市芸術文化特別奨励者。 2006年 9月〜2007年8月 文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフランス、パリ市立劇場で研修。2017年 維新派『アマハラ』にて第36回日本照明家協会賞舞台部門大賞(文部科学大臣賞)を受賞。最近の参加作品としては、 DUMB TYPE『2020』 坂本龍一+高谷史郎『TIME』、Damien Jalet+名和晃平『PLANT<wanderer>』など。規模の大小、ジャンル問わず、シンプルに大胆に、美しさと思考を深めることを志しつつ、日々照明のことを考える。
第2回 音響編
講師:中原楽
日程:3/5(木) 10:00–12:00
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
予約:sanddsounddesign.peatix.com
まずは皆さんが無意識で聴いている「音」に意識を持つことから始めます。音が自分や他人、作品や空間に与える影響、また共有の仕方を一緒に考察し、今後、舞台や展示作品、コンサートなどに関わりを持つときに、自分の担当するセクションにおいてどのように「音」と向き合うのか、その感覚を掴むきっかけになれば嬉しいです。
<中原楽 プロフィール>
サウンドエンジニア、サウンドデザイナー、テクニカルコーディネーター
洗足学園音楽大学 作曲専攻シンセサイザー科を卒業。スピーカーメーカー、音響会社などを経て、2024年にカラビナ株式会社を設立。様々なジャンルを横断しながら独自の音響空間を構築。音を起点に、人、空間、社会環境のつながりを見つめ直す。
音楽フェスティバル、パフォーミングアーツ、現代音楽、実験音楽などの音響を国内外で手掛け、チェルフィッチュ、森山未來、原摩利彦、名和晃平、梅田哲也、ハラサオリなどのアーティストと協働。
②振付家・ダンサーのための座学(全3回/オンラインのみ)
自分自身の創作・表現を振り返り、先へ進んでいくための座学レクチャー。
会場:オンライン *現地受講は集中プログラム参加者のみ
料金: ¥1,500 *要予約
※チケットは購入後キャンセル不可
※ライブ配信のみ、アーカイブなし
第1回 「揺らぎの中で、決める ── 対話・文脈・観客のあいだで」
講師:呉宮百合香(キュレーター/ドラマトゥルク)
日程:3/4(水) 13:00–14:30
予約:sanddlecture1.peatix.com
創作の現場では、議論が深まるほどに判断の軸が見えにくくなることがあります。本講義では、ドラマトゥルクの視点を手がかりに、複数の眼と専門性を活かしながら、作品を前に進めていく方法を考えます。対話を判断へつなげること、作品を取り巻く文脈を捉え直すこと、観客のまなざしを迎合ではなく設計として織り込むこと。現場で生じやすい課題や迷いも例に挙げながら、プロセスをより豊かにする実践的な思考回路を共に探っていきます。
<呉宮百合香 プロフィール>
研究・批評の視点をもとに、ダンスを中心とした公演・展示・フェスティバルの現場に携わる。近年は、北村明子、エイドリアン・ルテイン×松岡大、笠井叡、川口隆夫の作品にドラマトゥルクとして参加。また、新人Hソケリッサ!、大森瑶子、ヨコハマダンスコレクション、LAND FES等の企画にも継続的に関わっている。急な坂スタジオ プログラム・ディレクター。日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師。DEZAR inc. 共同代表。
第2回 「ダンス作品の『面白さ』と『価値』のズレ」
講師:児玉北斗(振付家/ダンサー/芸術文化観光専門職大学准教授)
日程:3/5(木) 13:00–14:30
予約:sanddlecture2.peatix.com
いまの日本からは価値あるダンス作品が生まれにくい、というような声を時々耳にします。もし本当にそうだとしたら、それはアーティストの能力のせいなのでしょうか?今回は美学的な価値論の観点から、そもそも、ダンス作品の価値とは一体何なのか、上演の「面白さ」は作品の価値と直結するのか、そして今の時代に価値あるダンス作品を生み出すとは一体どういうことなのか等について、少し考えてみたいと思っています。
<児玉北斗 プロフィール>
2001年より2019年までダンサーとして北米や欧州で活動し、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属。振付家としては2018年にストックホルム芸術大学修士課程(振付)を修了し、近年の作品には『Trace(s)』(2017)、『Pure Core』(2020)、『Wound and Ground』(2025)などがある。現在は芸術文化観光専門職大学准教授としてダンス教育や美学研究にも従事している。
第3回 「ドラマトゥルクの事例と実践」
講師:中島那奈子(ダンス研究/ダンスドラマトゥルク)
日程:3/6(金) 14:00–15:30
予約:sanddlecture3.peatix.com
レクチャーの前半は、私がドラマトゥルクとして行った作業や作品のことと、老いと踊りというテーマについて紹介したいと思います。レクチャーの後半は、受講生の皆さんと一緒に、どのようにアイデアをクリエーションに発展させていけるか、ドラマトゥルクの対話を実際にやってみたいと思います。
<中島那奈子 プロフィール>
中島那奈子:ダンス創作を支えるドラマトゥルクの先駆者として国内外で活躍。近年は「老いと踊り」の研究をドラマトゥルギーに活かし、フェスティバル、劇場、美術館と連携しながら作品化している。2017年アメリカドラマトゥルク協会エリオットヘイズ賞特別賞。2022年キール振付アワード審査員(オーストラリア)、2019/20年ヴァレスカ・ゲルト記念招聘教授(ベルリン自由大学、ドイツ)、2022年よりファカルティ・ダンスドラマトゥルク(バンフセンター、カナダ)、2024年より早稲田大学文学学術院准教授(舞踊学・ダンスドラマトゥルギー)。編著に『The Aging Body in Dance』(Routledge、2017)、『老いと踊り』(勁草書房、2019)など。ダンスドラマトゥルギーの日英ウェブサイト(www.dancedramaturgy.org)を立ち上げ、日本のドラマトゥルクの活動を支えるドラマトゥルク・ミーティングを2023年に主催。
nanakonakajima.com
企画:SandD
主催:SandD、横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
お問い合わせ:SandD kentakojiri.sandd@gmail.com