ダンサー・振付家。3歳よりクラシックバレエを始める。1999年ローザンヌ国際コンクールにてプロフェッショナル・スカラーシップ賞受賞をきっかけに渡欧。モナコ公国モンテカルロバレエ団を経て、世界的な振付家イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアター(NDT1)に日本人男性として初めて入団。キリアンをはじめ、フォーサイス、エック、ナハリン、パイト、マクレガー、エックマンなど世界的な振付家の作品に出演し、ダンサーとして高い評価を得る。2010年キリアンの退団を機に所属カンパニーを離れ、『Study for Self/portrait』(原美術館)、小㞍健太+森永泰弘『The Threshold』(ゲーテ・インスティトゥート東京)などの創作を軸に、日本とオランダを拠点にフリーランス活動を始める。
2017年より他ジャンルのアーティストと協働リサーチやクリエイションを行うプロジェクト「SandD (Project“Surface and Destroy”) 」を始動し、サウンドデザイナー、照明デザイナー、能楽師、プログラマ、セノグラファーなどと共に、城崎国際アートセンター、オランダ大使館(駐日オランダ王国大使公邸)、Dance Base Yokohamaにて滞在制作を行い、ダンス表現における身体の在り方をパフォーマンスや作品制作を通して探求している。
近年では、バレエ、オペラ、ミュージカル、フィギュアスケートの振付、さいたま・ダンスラボラトリ(彩の国さいたま芸術劇場)の講師/ナビゲーター、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導、DanceLab「ダンサー、言葉で踊る」キュレーター、千葉市・ヒューストン市 姉妹都市提携45周年記念バレエ公演 芸術監督、城崎国際アートセンター 滞在アーティスト(2017年、2019年)、Dance Base Yokohama レジデンスアーティスト(2022〜2023年)、穂の国とよはし芸術劇場 PLATのダンス・レジデンス(2022〜2023年)、横浜赤レンガ倉庫1号館 振付家(2024年4月〜)を務めるなど多岐にわたる。